相続・遺言Q&A

相続財産にはどのようなものがありますか?

相続財産とは、人が亡くなったときに相続人に受け継がれる財産のことです。

これには、プラスの相続財産とマイナスの相続財産があります。

 

101EA0A1556.jpg

プラスの相続財産は、現金や預貯金、不動産や株式、投資信託、ゴルフ会員権、出資権など、プラスの価値があるものです。

被相続人がこのようなプラスの相続財産を残した場合には、誰がどの財産を相続するかを決めなければならず、相続人間で遺産分割協議を行う必要があります。

マイナスの相続財産は、被相続人の負債のことです。
たとえば、被相続人がサラ金やカードローンで借金をしていた場合や、家賃を滞納して未払いになっていた場合、事業のために借入をしていた場合などには、それらは相続人に相続されます。

上記のほかに、各種の権利義務も相続の対象になります。
たとえば、被相続人が賃貸アパートを借りて居住していたときには、賃借人としての地位が相続人に相続されます。
そのため、被相続人の死亡後も、賃貸借契約を解約しない限り、相続人らが賃料を支払わなければなりません。

また、被相続人が交通事故に遭い、加害者に対して損害賠償請求ができる状態で死亡した場合には、相続人は損害賠償請求権を相続します。
そのため、相続人は、加害者と示談交渉を進めたり訴訟をするなどして、賠償金の支払い請求を行っていくことになります。

このように、相続が発生したとき、単純にプラスの相続財産だけを分けたら終わり、ということにはならないので、注意しましょう。

Contents menu

Access Map 対応エリア 福井県全域対応

対応地域 -福井県-

嶺北

福井市 大野市 勝山市 鯖江市 あわら市|越前市| 坂井市 永平寺町 池田町 南越前町 越前町|

嶺南

敦賀市| 小浜市 |美浜町|高浜町|おおい町|若狭町|


Positive Off_ENG.JPG

初めての方でも安心してご相談いただける
地元福井市の法律事務所です。
Copyright (C) 2013 弁護士法人ふくい総合法律事務所
(旧:小前田法律事務所) All Rights Reserved.